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🦷歯ぐきを強く、健康に保つための外科治療「APF」とは?

こんにちは、鎌田歯科医院です。

今回は「APF(エーピーエフ)」という、あまり聞きなれない歯周外科治療についてご紹介します。


🔹APFとは?

APFは「Apically Positioned Flap(アピカリー・ポジションド・フラップ)」の略で、

歯ぐきを外科的に移動させて、歯周病の改善や歯ぐきの強化を目的とした治療法です。

中等度以上の歯周病歯ぐきの後退を防ぎたい方に有効です。


🔸APFの目的

APFは、以下のようなケースで行われます。

中程度の歯周病により歯周ポケットがある場合

 → 歯周ポケットを浅くし、歯の寿命を延ばします。

長期的に安定した強い歯肉を得たい場合

 → 歯ぐきの退縮は年齢とともに起こりえます。APFは将来的な歯ぐきの後退を防ぎ、見た目の変化を予防します。

深い位置にある虫歯を治療する場合

 → 歯ぐきを下げて虫歯を完全に除去し、確実な被せ物治療を行います。

 

🔸APFの術式

 

歯肉より下に虫歯がある場合

 

 

 

歯肉(及び歯槽骨)を外科的に下げて縫合します。(骨より上に、健全歯質が3ミリ以上確保できるようにする)

そうすることで、虫歯除去や被せ物の処置がより確実になります。

 

虫歯を除去し、歯肉が安定してから(数ヶ月〜半年)被せ物の処置に移ります。

 

 

必要に応じて、適合の良い適切な被せ物を行います。

 

※APFは虫歯がない状態でも、歯周病を改善する場合や歯肉退縮を予防するのに有効な処置です。


⚠️APFの注意点(デメリット)

・技術的に難しく、行える歯科医師が限られています。

・深い歯周ポケットの場合、歯肉を移動させる量が増えるため、歯が少し長く見えることがあります。

・治癒に時間がかかるため、治療期間がやや長くなることもあります。

 

他の外科処置については以下のページでご覧いただけます。

歯周病で失われた歯周組織の再生治療とは?治療別のメリットを解説します

 

🩵まとめ

APFは、見た目を良くするだけでなく、

歯ぐきを健康的に保ち、歯を長持ちさせるための最終的な外科治療です。

中等度の歯周病や、歯ぐきの後退が気になる方、抜歯を避けたい方は、お気軽に鎌田歯科医院へご相談ください。

最適な治療法を一緒に考えていきましょう😊