平日:9:30~12:30/14:30~19:00 ※土曜 14:30~18:00

小児歯科

小児歯科の役割

幼いうちから歯科医院に通うことが習慣化できていれば、お子さんは成長してもお口のケアを続けやすいメリットがあります。それによってお子さんのお口の健康が守られれば、親御さんからの大きなプレゼントとも言えるでしょう。また、将来のことだけでなく、フッ素塗布や歯みがき指導などで、直近のリスクも低減できます。お子さんの大切な歯を守るために、ぜひ小児歯科をご利用ください。

こどものお口の中

乳歯の特徴

生後6〜8ヶ月頃から、下顎の前歯から乳歯は萌出し、3歳頃には生えそろいます。 乳歯は永久歯と比べ、エナメル質の厚みが薄く、柔らかい性質をしています。 また、石灰化度も低いため、永久歯と比べ虫歯のリスクが高く、進行も早いのが特徴です。

成長時のお口の変化

成長する中で、歯だけでなく口の中も変化していきます。
生え変わり時期に、歯磨きを怠ってしまうと、乳歯が虫歯になり永久歯の発育をさまたげる事があります。
1つの箇所から影響が拡がり、歯並びなど全体へ、口の中で悪循環が生まれます。
歯科医院で定期に確認し、お口の中の成長を見守りましょう。
歯並びに関しては専門の矯正歯科をご紹介いたします。

おやつの食べ方と虫歯

虫歯の原因で有名なものが甘いものです。
甘いものばかり食べていると、虫歯につながりやすくなりますが、間食の回数や食べ方も大きく関係します。
しっかりしたブラッシングと正しい食べ方で、虫歯のリスクは減らせます。
その為には、ご家族など周囲の方々の協力が不可欠です。

当院の小児歯科の特徴

  • Point01

    コミュニケーションを
    大切にします

    当院では、お子さんが歯科医院に慣れていただけるように、治療の前にまずは会話をすることを大切にしています。

  • Point02

    できることから
    始めていきます

    歯科医院を怖がるお子さんは非常に多いです。そのため、抵抗の少ない歯磨き指導などで、お口の中が気持ちよくなる感覚を知ってもらうことから始めていきます。

  • Point03

    一生健康なお口で
    過ごせるように

    お子さんが歯科医院に苦手意識を持たないよう、治療を嫌がる場合には無理に治療はしません。
    歯医者を好きになってもらうことで、生涯のお口の健康を守るサポートをしたいと考えています。

ご来院のタイミング

虫歯になる前に、1度来院ください。
穴が開いてからの来院になると、痛みや初めての環境での不安からの恐怖心が大きくなりやすく、治療が難しくなります。虫歯になる前に、歯医者さんの練習として来院いただくことも可能です。来院のタイミングに年齢の制限はなく、乳歯が生えてくる生後6か月以降が望ましいと思います。

お子さんのための
歯科医院での予防処置

フッ素塗布

歯磨き粉や洗口剤にも含まれており、よく知られているフッ素。歯質を強化する効果があり、まだ柔らかい乳歯も石灰化をうながし、虫歯になりにくい歯にします。 当院では、歯科用回転ブラシでフッ素塗布を行っています。汚れのない状態で歯質の吸収を促し、初期虫歯の再石灰化も促進します。

歯磨き指導

歯磨きは大人の人でも難しい面があり、お子さんにとってはもっと難しいです。
当院では残ったプラークを染め出し、歯磨きチェックを行っています。どこが苦手なのか一緒に確認し歯磨き上手を目指します。
また、苦手な部位をデータに残し、成長をみることもできます。データはお渡しすることも出来るので、仕上げ磨きにもご活用ください。

シーラント

お子さんの奥歯は、対合面の溝が深いことから歯垢がたまりやすいので、虫歯の危険性が高いことが知られています。そのため当院では、シーラントというプラスチックをあらかじめ詰めることで、虫歯のリスクを少なくする処置を行っています。

ご自宅でできるお子さんの予防

  • ダラダラ食いをしない

    甘い物(特に砂糖)や歯にくっつきやすい物は極力避けて、スポーツドリンクなども注意が必要です。食べてはいけないわけではなく、食べる間隔を十分に空けて唾液が洗い流してくれる時間(2時間以上)を取るのが重要です。

  • 仕上げ磨きをする

    幼いお子さんは、まだうまく歯を磨けないので親御さんの仕上げ磨きが大切です。スクラビング法という方法がおすすめです。歯面に歯ブラシを90度にあて小刻みに動かす方法です。

  • フロスを使用する

    歯ブラシで届かない歯と歯の間のお掃除をします。フロスは虫歯になっているとひっかかることがあるため、虫歯の早期発見にも役立ちます。

子供の頃から歯を大事にする習慣を身につけて
一生自分の歯で美味しく食べられるようにしましょう