矯正歯科

正しい歯並びで全身の健康へ

矯正治療は、外観の改善を目的とする方が多いですが、歯科医院としては健康上の利点からおすすめします。歯並びが良くなると、歯磨きもしやすいことから歯垢がたまりにくいので、虫歯や歯周病の危険性が低下します。また、食事や発音がしやすくなるうえに、顎関節症のリスクも減らすことができます。さらに、食いしばる動作がしやすくなるとスポーツをする際にも良い影響が出ることもわかっています。

こんな噛み合わせに
お悩みではありませんか？

出っ歯（上顎前突）

上の前歯が突出していたり、角度的に上に向いていたりする状態です。骨格に起因する場合と、歯自体に原因がある場合があり、それぞれ治療も異なります。
叢生・八重歯（乱杭歯）

それぞれの歯の並び方が、前後左右に乱れている状態です。歯磨きがしにくいことから、歯垢や歯石がたまりやすいので、虫歯や歯周病を発症しやすいデメリットがあります。
すきっ歯（空隙歯列）

歯と歯の間隔が広い状態です。乳歯は歯が小さいので隙間が空くのは問題ありませんが、永久歯に生え変わってもすき間が多いようであれば、ぜひご相談ください。
受け口（下顎前突）

下の歯、または下顎が前に突出している状態です。一般には受け口とも言われますが、歯科医療的には反対咬合とも言います。
開咬・オープンバイト

奥歯を噛み合わせた状態で前歯の上下方向にすき間ができる状態で、オープンバイトとも言います。前歯で噛み切る動作がしにくいデメリットがあります。
過蓋咬合

上の歯が下の歯を覆い隠すような状態です。「噛み合わせが深い」という言い方をすることもあり、ディープバイトとも言います。顎関節症にかかりやすい傾向があります。