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お酒をのむと…?
こんにちは!皆さんはお酒は好きですか?
私は仕事終わりのビールの美味しさに気づいてしまい色んなお酒を勉強中です🍻
アルコールの代謝について
アルコール飲み過ぎは良くないとは聞いたことがあったのでどう悪いか調べてみました!
まずアルコールはどのように代謝されるかです。
体内に入ったアルコールはADH(アルコール脱水酵素)によりアセトアルデヒドに。
次にALDH(アセトアルデヒド脱水酵素)により酢酸になり、さらに分解されて水と二酸化炭素になり外に排出されます。
参考:アサヒビール アルコール代謝の仕組み
お酒を飲むと顔が赤くなる人は?
私はお酒を飲むとすぐ赤くなっちゃうのですが、なぜ飲んだら顔が赤くなるかご存知ですか?
原因はアセトアルデヒドを分解するALDHと言われる酵素が欠損しているからです!
アセトアルデヒドは顔が赤くなる以外にも、悪酔いや頭痛、頻脈などの不快な症状を引き起こします。
日本人の44%はこの酵素を持たないか、働きが弱くアセトアルデヒドが溜まりやすいのです。 これは日本人を含むアジア特有のもので、アフリカ系やヨーロッパ系にはみられないそうです。
お酒が全く飲めない人は飲まないのでリスクが低く、昔から何杯も飲める人は分解できる力が強いので心配ありません。
1番心配なのは赤くなるけど、飲めちゃう人です!
アルコールに慣れて飲める量は増えても、アセトアルデヒドを分解できる力は変わりません。
飲酒による虫歯のリスクとは
歯科の観点からお酒を見てみると、酔っ払ってしまい寝る前の歯磨きが疎かになってしまう恐れがあります。
寝てる間は起きている時よりも元々唾液が出にくい上に、アルコールには非常に強い利尿作用があるため脱水状態になります。唾液が少ないと虫歯の原因菌が流れずに停滞してしまうので虫歯や歯周病のリスクが上がってしまいます。
お風呂を翌日に回してでも、歯磨きを優先して欲しいです😅
他にもビールやワインなどの醸造酒には糖分が含まれており、長時間口の中に糖分がある状態だと虫歯リスクをさらに上げてしまいます。
ウイスキーや焼酎などの蒸留酒は種類にもよりますが、糖分がないものが多いので虫歯の観点からすると蒸留酒の方がおすすめです!
またお酒の飲み過ぎによる胃酸の逆流は酸蝕症(細菌由来でなく、食べ物・胃酸等の酸により歯が溶ける病気)につながります。
酸蝕症
さいごに
お酒は色んな種類があり奥が深く、色んなのを飲んでみたいです!
ただ飲み過ぎで体調を崩したり、虫歯になってしまったら楽しく飲めなくなってしまうので、適量を守り楽しくお酒と付き合っていきたいと思います!