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メインテナンス(定期検診)の間隔とは?

今回はメインテナンスの間隔についてお伝えしたいと思います。

近年では、メインテナンスをご希望される方が増えてきたと思います。海外では昔から当たり前の事でしたが、日本ではようやく予防中心の考え方が定着しつつあると思います。予防に終わりはなく、生涯を通して定期的なメインテナンスをしていく必要があります。

 

メインテナンスを怠ると、歯を失いやすい事が証明されています】

ブラッシングは大切ですが、非常に難しい技術です。習得するには5回くらいの指導が必要と言われています。しかし、ブラッシングが100%できるようになった方でも、歯科医院でメインテナンスをしていないと歯を失う可能性が十分にあります。それは、歯の細かい破折・すり減りや、小さな虫歯、歯周ポケットの形成など自分で気づくことは不可能だからです。治療のために削った歯は元には戻りませんし、一度抜いてしまったら天然歯に勝る代替品はありません。歯ブラシやフロス、歯間ブラシでも磨けない場所はプロに任せましょう

 

【メインテナンス間隔について】

医学的には『2週間に一度のメインテナンスにより歯周組織は健全に維持される』という報告や『約3カ月に1度のメインテンスでも健全に維持することは可能』という報告があり、間隔に関しては十分なコンセンサスが得られていないのが現状です。

ブラッシングはその方の技術や、技術があっても口腔内が磨きずらい方、元々悪化していた人などで左右されます。基本的には当院でメインテナンス間隔を決めますが、間隔が長いよりも短い方のほうがより悪化は防ぎやすくなります。間隔はその方の生活スタイルや、意識の高さなどで微調整しますので、ご希望の方はご相談ください。

治療費においてもメインテナンスで早期発見・早期治療ができれば、問題があった時に来院される方に比べ総医療費が抑えられることも統計上分かっています。

まとめ

①メインテナンスは歯を健康に保つのに必要不可欠

②メインテナンス間隔は長いよりが短い方がいい

③総医療費が抑えられる

健康は口からです。定期的にメインテナンスをしてずっと健康でいましょう。