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保険診療と自費診療の違い〜被せ物編〜

歯科治療の約70%がやり直しの治療と言われています。また、1本の歯に対しての治療は4~5回が限度と言われています。

当院では歯を長く使っていただけるように、ご希望の方に自費診療の説明をさせていただいております。

保険診療とは国の規定している最低限の材料で約65年ほど前に開発された合金で行う治療です。一方、自費診療は制限がないため、最新の優れた材料と最新のやり方で行える精密治療が可能です。自費治療は精密さや手間ひまも違うので、結果的に長持ちしやすくなります。

具体的には、

・削り方、型取り方法の技術

・各ステップごとの器具や材料に制限がない

・作成される模型の精度

・接着するとき用いるセメントが自由に選択可能

・被せ物の材質が白く、周りの歯の色と同じように再現することが可能でプラークがつきにくい

などがあります。

 

適合と機能と審美

もちろん綺麗に仕上がりますが、大切なのは適合と機能です。

まず一番大事なのが【ぴったりした被せ物(適合性)】です。

次に【生体に調和した機能(かみ合わせ)】またその次に【審美(みた目)】になります。当院では、審美のみに頼ることはありません。

また、元々の状態が悪すぎる方に自費治療は勧めておりません。条件がクリアしている方に長持ちする治療を勧めています。

もちろん綺麗になることは重要ですが、綺麗なだけで適合が悪く、歯との段差があれば再治療のリスクが上がってしまいます。

 

料金について

被せ物は保険診療であれば数千円ですが、自費診療(例えばセラミクスなど)は、数万円〜十数万円と金額が異なります。

金額にはかなり差がありますが、上記のように作成される物に大きな違いがあります。良い治療で長く自分の歯を使いたい方はご相談ください。

当院ではどんな治療であっても基本を大切に行っております。