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白い保険の被せ物:CAD/CAM冠の注意点
当院ではCAD/CAM冠が保険適応で行えます。
CAD/CAM冠は金属を使用しないため、白い被せ物となり目立ちにくい修復物です。
メリット
・白くできるため目立ちにくい
・金属アレルギーの心配がない
・医科から金属アレルギーの診療情報提供があれば、全ての歯に適応される
デメリット
・歯の状態によって緩くなる場合があり、外れやすくなる
・金属よりも削合量が多い(0.数㎜〜1.0㎜程度)
・割れることがある
・プラスチックが含まれるためプラークが付着しやすく、色の劣化がある
時代の流れとともに、海外と同様に金属が好まれない時代となっています。
日本国憲法第25条では、「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」とされており、それを具体化するために保険診療があります。保険診療は最低限の治療です。
保険診療で最新で良い材料は使用できないので、自費診療のセラミック・ジルコニア修復などの成功率とはほど遠いですが、定期的にメインテナンスすることで持ちが良くなる可能性があります。
保険診療では、2年間同じ部位の治療はできないルールとなっております。
脱離した場合は再度接着が可能ですが、2年以内に無くした場合や割れてしまった場合は、仮歯の状態で過ごしていただく場合がございます。(自費診療をご希望の場合は、すぐに作成が可能です。)
当院ではCAD/CAM冠の欠点を補う為、削り方や接着方法(サンドブラスト、プライマー処理、ボンディングの使用など)をこだわった処置で行っております。