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子供の大事で危険な6年間

小学4年生から始まる「仕上げ磨き」の新しい課題

お子さんの歯磨き習慣について、多くの保護者の方から「いつまで仕上げ磨きをしたらいいの?」という相談をいただきます。実は仕上げ磨きは、乳歯が生えそろった後もとても大切。特に 小学4年生(10歳)から中学3年生(15歳)までの時期 は、歯並びや虫歯予防において重要なポイントを迎えます。

ところが、この頃になるとお子さん自身が「もう自分で磨ける」「親に磨かれるのは恥ずかしい」と感じ始めます。親子の関係性や生活習慣の変化により、仕上げ磨きの時間をとることが難しくなるのもこの時期の特徴です。ですから、もっと小さな頃から「仕上げ磨きは恥ずかしいことではなく、大切なケアの一つ」という意識を育てておくことがポイントです。

 

なぜ“小学4年生から”が大切なのか

小学校中学年頃になると、永久歯の中でも奥歯や犬歯の仲間である「側方歯群(そくほうしぐん)」が生えてきます。この歯は歯並びや噛み合わせに大きな影響を与えるため、しっかりとケアする必要があります。また、歯の生え変わりの途中はどうしても歯磨きがしにくく、磨き残しが増えやすい時期でもあります。

さらに、近年問題視されている「ポカン口(口が開いたままの状態)」や姿勢の悪さも、歯並びに影響することが分かっています。例えば猫背や口呼吸は、歯や顎の成長に影響を及ぼし、結果として歯並びが乱れやすくなるのです。このような背景からも、小学4年生以降の仕上げ磨きや生活習慣の見直しはとても大切といえます。

 

仕上げ磨きが難しくなる時期だからこそ

塾や習い事で帰宅時間が遅くなる、思春期で親子の距離感が変わる――そんな生活環境の変化によって、仕上げ磨きの習慣が途切れてしまうケースも少なくありません。しかし、この時期こそ「虫歯予防のラストチャンス」といっても過言ではありません。

お子さんが自分でしっかり磨けるようにサポートする一方で、必要に応じて仕上げ磨きやチェックを続けていきましょう。仕上げ磨きの具体的なタイミングや方法については【過去の記事】で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。

 

まとめ

•小学4年生頃から、仕上げ磨きを「恥ずかしい」と感じる子が増える

•生活の変化で時間を確保しづらくなるが、この時期は歯並びや虫歯予防に特に重要

•側方歯群の生え変わり、ポカン口や姿勢も歯並びに影響

•「仕上げ磨き=大切なケア」という意識を小さい頃から育てておくことが大切

10歳から15歳までの期間をどう過ごすかが、その後の歯の健康を大きく左右します。仕上げ磨きは「もう終わり」ではなく「まだ大事な時期」ととらえ、親子で取り組んでいきましょう。