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歯周病検査と検査表の見方
歯周病検査はスケーリング(プラークや歯石の除去)を行う前に必要な検査です。
当院ではライト付き高倍率ルーペを用いて、精密な検査を行いデータを保存しています。
歯周病検査は、X線写真で骨の状態を確認しながら【プロービング】という歯周ポケットの測定(図1)を行い、同時に歯肉や歯の状態を写真で記録しています。
図1
プロービングは数字で評価し、数字が大きくなるほど将来抜歯となるリスクが高くなることを示しています。
当院では1本の歯に対して6箇所測定し、【出血の起きる歯のどの箇所】が一番悪いのかを細かく観察しています。
歯周病のリスクが少ない人であれば3ヶ月おきにチェックを行い、スケーリングを行っていますが、リスクの高い方などは1ヶ月おきにするなど患者様と相談の上、無理のない範囲で期間を決めていきます。
歯周病は細菌感染によるものなので、治療で一番大切なのは徹底的にプラークを落とすことです。
我々がいくら頑張っても、ホームケアが不十分だと改善は望めません。ブラッシングの技術は1回では習得できないので、数回のブラッシング指導が必要なことが多いです。当院では個人のレベルに合わせて行いますが、より高いレベルでの治療がご希望の方は、スタッフにいつでもご相談ください。